■2■親が憎くても親孝行はすべきです■■

親が憎くても親孝行はすべきです(2)

親子関係は社会秩序の根幹

◆今回の特集は「親孝行」がテーマですが、岸田さんは親孝行についてどうお考えですか。

岸田　親孝行というのは、親子関係という共同幻想から生まれた道徳的な規範でしょう。

◆理想の親子関係が幻想であり、親孝行が道徳にすぎないとすれば、
それは廃れていくべきものなのでしょうか。

岸田　そういうわけではありません。

たとえば、母性愛という幻想によって子どもの虐待が抑止され、

親孝行という道徳のおかげで親殺しの欲求が抑えられてきたといえます。

親子関係は社会秩序の根幹です。

その規範が崩れると他の秩序にも波及するでしょう。

親が子を愛し、子は親を慕うという規範は崩してはいけないと思います。

◆親殺し、子殺しといった問題の背景をどうお考えですか。

岸田　現代は親子関係に関する道徳や社会規範が崩壊してしまった時代といえます。

その背景には、服徒の道徳を強制した戦前・戦中のあり方に対する反省もあるのでしょう。

戦後の日本では逆の極端に走って、自由がもてはやされ、

自分の欲望に忠実に生きるのがいい人生だという思想がまん延しました。

欲望の満足を第一とする考えが、現在の親殺しや子殺しを導いたともいえるでしょう。

☆つづく

評論家　岸田秀　(第三文明１２月号より)

 

 

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和歌山に住んでいる　ｍｉｚ　といいます。

不況で勤めていた会社が閉鎖されてしまい副収入を捜していた時です。

工場で物を相手にしていた私でも出来る在宅ビジネスに出会いました。

ライフスタイルを変えようとコツコツ頑張っています。

 

　

大切な家族を守りたい
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ダイエットにも挑戦しています。
高栄養低カロリー食事(?)での健康･ダイエット記録