■4■育児は育自■■

和歌山に住んでいる　ｍｉｚ　といいます。

不況で勤めていた会社が閉鎖されてしまい副収入を捜していた時です。

工場で物を相手にしていた私でも出来る在宅ビジネスに出会いました。

お金だけでなく心も豊かにしようとコツコツ頑張っています。

 

◆娘からもらつた言葉の宝物

大阪府吹田市　主婦34歳

長女が、3歳のころのことです。

娘は小さい時から絵本が大好き。

いつも「この字は、何て読むの?」と聞いてきます。

そこで、少しでも楽しく読めれば、と思い、塾に通わせていました。

その塾では、平仮名以外にもことわざなども教えてくれました。

そんなある日のこと。

私は実家の母と、祖母の法事の件で電話をしていました。

途中、互いの意見が分かれ、言い合いのようになってしまいました。

最後は気まずい電話の切り方でした。

受話器を置くと娘が言うのです。

「ママ、『笑う門には福来る』って知っている?毎日笑って過ごすと、

楽しくていいことがあるって先生が言っていたよ。

だから、ママもけんかしたらあかんよ｣

直後、母から再度電話が。

母も気まずい切り方を気にしていたようで、

お互いに冷静な気持ちで話をすることができました。

あの時、私の気持ちを和ませてくれたのが、

娘の「魔法のことわざ」だったのです。

そんな娘も今は小学5年生。

いろいろ難しい年ころになりましたが、

1年生の弟の面倒をよく見てくれます。

親の威厳ばかり強調していては、親も子も成長できません。

私も子どもたちに「言葉の宝物」を贈れるよう成長を、と願っています。

(聖教新聞　「育児は育自｣特集より)　

 

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