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生きる力と死

患者さんは、つわものだと思う。

逆に元気づけられますね。

人間は強いなあと。

それは、死と隣り合わせの状態であることを自覚しながらも、

手術してそれを治そうと深く覚悟を決めた人の持つ強さといえます。

よく患者さんは弱いから労らなければいけないといわれますが、

少なくとも心臓の手術に限っては、逆だと思ってるんです。

患者さん、メチャクチャ強いなあと思いますね。

今は、インフォームド・コンセントといって、

いろいろと手術した場合のリスクを説明するのですが、

それでも患者さんは「わかりました。

手術受けますーこれでうまくいけば、登山もできるしゴルフもできる」等々、

みんな活力に澄れ、生きることに執着を持っています。

その前向きな生き方には、頭が下がります。

真似できないな、と思いますよ、本当に。

そういう患者さんの手術は必ずうまくいきます。

ある意味煩悩の炎が強い(笑)、これが手術を成功に導く。

生きてやりたいことをやる。

そのための手続きとして、心臓が悪いから手術をする。

そうなると人間は強いですね。

それと、よく患者さんが落ち込む原因は、

なんで自分だけ?という思いなんです。

しかし「そんなことありませんよ。

ほかにもいっばいいますよ」と言うと、

そうか、俺だけじゃないのかと(笑)、

コロっと変わるんですね。

自分だけを見つめると不安。だが、そうではない。

自分だけ特別ではない。

皆、同じなんです。

患者さんからは人間の持つ、生きる力を感じます。

人間は、やっぱり死を前にしたとき、

往々にして恐怖におののき、逃げようとしたり、

あるいは誰かのせいにしようとしたり、

誰かを罵ったりするものですが、

私の目の前に現れて、手術をやってくれ、

と言った患者さんたちは、皆、冷静です。

すでに気持ちのうえででは、自分に打ち勝っている。

世の中には、そういう人たちがいっぱいいるということを、

ぜひ、知ってほしいです。

大和成和病院 心臓病センター長・心臓外科医 南淵明宏 

(第三文明10月号より)


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